夏が短いドイツで、メンタルを維持する方法

ドイツで生活
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みなさん、就活がんばっていますか?

ここのところ、ドイツ西部ではずっと曇り続きでぐずついた天気が続いています。

日照時間も夏に比べてだいぶ短くなってきたので、徐々に徐々に、メンタルに負担がかかってくる時期です。(しかし恐怖の冬はまだ来ていません。ラスボスはまだ城の中で待ち構えているのです。。。)

大げさに聞こえるかも知れませんが、ドイツでは夏の日照時間が長い分、冬の日照時間が短く、太陽を浴びられないことで体調を崩す人はたくさんいます。

特に日本からやってきて初めての冬、という方。体がついていけずなんとなく体調の悪い日が続き、病院に行ってみたら日照時間の短さによるビタミンD不足と診断された!なんてことが多いのです。

ドイツ人にとっても11月は1年の中で一番自殺者数の多い月です。

こんなとき、ドイツ人はどう気分転換を図っているのでしょう?ちょっと様子をのぞいてみましょう。

ちなみに、サマータイムと冬時間については別記事で紹介しています↓

Ikeaや家電量販店、ショッピングモールなど、屋内型大型店舗に行く

天気が悪いと、職場以外どこにも行きたくなってしまいます。
職場に行くのさえも、だんだんと億劫な時期になりつつあることも確かです。

天気がよければ、街なかに出てウィンドウショッピングをしたり、週末マーケットやフリーマーケットをのぞくのも楽しいです。しかし、雲がどんよりしていたり、朝から雨だと、そういった町歩きをする気は起こりません。
「家にこもるのも飽きたなぁ」となったら思いつくのが雨に当たらないで何かできるところ。そしてお金はあまりかけないで。

こちらに住んでいても、考えることは似たような感じです。
ただし、日本に比べると、圧倒的に施設の数が少ない。
カラオケはないですし、ボーリング場も街中では見かけません。大型ゲームセンターももちろんない。。。

こちらで雨の日に、どうしても出かけたくなったら、まずは大型のショッピングモールです。

便のいいところであれば地下に地下鉄の駅も設置していますから、電車に乗ってさえしまえば雨に当たることもありません。
評判は聞いていたけれど、ずっと行けなかったお店などはこの機会に見に行きます。ご飯もレストランやフードコートがありますので、そこで済ますことも可能。

少し前まではショッピングモールと言っても、小規模なものばかりで長い時間滞在するのが辛かったのですが、ここ最近は郊外に大規模なものができてきています。
頻繁に行くところではないけれど、行ったら結構楽しめる、ショッピングモール。オススメです。

他には、大規模家具専門店のIkea。

建物自体のスペースが広く、取り扱っている商品も豊富。
今年に入り、モデルルームをいくつもしつらえて、自社製品活用を強く訴求するようになってきました。
たとえリフォームの予定がなくても、今後の部屋の整理や家具の配置など、参考になる点がたくさんあります。
他にもキッチン用具や小物を変えることで気分のリフレッシュにつながることも間違いなしです。

商品を見るのに疲れたら、併設レストランへ。
種類はあまり多くはありませんがリーズナブルに食事ができます。会員になればコーヒー飲み放題がタダになるものも嬉しいですね。

家電量販店も最近は大きなフロアで展開しているところが多いです。
これもIkeaと同じで、長時間滞在するにはもってこい。
ただ、何かを買おうと思っても、ちょっと覚悟しないといけない値段なものがほとんどですし、座るスペースが少ない、もしくは無いところがネックでしょうか。

カフェで長時間過ごす

少々ベタですが、カフェで1日過ごすのも悪くいないアイデア。

こちらのチェーンではない手作り感満点のカフェなどは、長時間いても怒られることがありません。ソファなどでのんびりくつろぐにはいい感じ。
「積読」状態になっていた本やタブレットに溜め込んでいた漫画を読み込むにはいい場所です。

電源とWifiが確保できれば、パソコンを持ち込んでひたすらインターネットでもいいでしょう。
家にいるときほど気は抜けないけれど、おいしいドリンクと軽食があれば、天気が悪くても気分はホッと一息つけます。

映画やドラマの一気見で現実逃避

週末にわざわざ外に出たくなーい!という人はそれでも多くいるもの。

であれば映像の世界に現実逃避してしまいましょう。
Netflix, Amazon, Appleなどさまざまな事業者が映像コンテンツをネットで公開しています。
わざわざレンタルショップに行かなくてもいい。いい時代ですね。

ただ、自宅で映画を見るにもノートパソコンの狭い画面では見るだけでも肩がこってしまいます。かといって大画面テレビを買うのも設置するのも、ちょっと勇気がいるのも事実。

そこで、私はプロジェクターの導入をオススメします。

ドイツのマンションはキッチンも自分で決めて設置できるカスタムメイド仕様。壁の色だって好きに塗ることができます。
しかし、その部屋を出る際は、当初の状態に戻さないといけません。
当初の状態とは「真っ白な壁とシンクもコンロもない台所スペース
(トイレとバスルームはさすがに整備されています)

ということは、入居する際には、プロジェクターに最適な真っ白な壁が無条件で備えられているのです!

生活の中で、もちろん本棚やクローゼットを設置すると思いますが、一面だけ、壁が露出するスペースを設けておきましょう。
それから家電量販店、ネットオークションなどで手頃なプロジェクターを見つけたら、もう室内シアターの出来上がりです。
スクリーンも大きなスピーカーも最初は必要ありません。据え置き場所の確保や音は少しずつ整えていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?日本の梅雨時期にも通じるような部分もあったかも知れません。なかなか気分のあがらない季節も自分なりの楽しみ方を見つけてポジティブに過ごせると良いですね。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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