携帯やネット、電気などの解約

ドイツで生活
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ライフラインの契約は、ドイツで生活を送る上でも上位に位置する大事な契約です。大掛かりなものですが、定期的にチェックすることで、節約することも可能です。

そこで問題になってくるのが、解約と契約解除。

今日はこの点に突っ込んで解説していきます。

契約期間

ドイツでは、どんな契約でも年間契約や2年契約が基本です。新聞や雑誌、定期券の定期購読や定期購入では特にAbo、Abonnementと名称がついています。最近だとAboの契約を結ぶ際に、いろいろ特典がついてきたりしますね。月額の料金の割引であったり、時計や電動ドライバーなどのグッズがついてきたりします。

また契約期間の定めがないものでも、事前の3ヶ月前には通知しなければならないルールがあります。すぐの解約というのはなかなか難しく、円満に話ができれば、その月で解約もできるでしょうが、基本的には「残り2ヶ月分の料金も支払って」と言われてしまいます。

契約がまだの場合は、まずはその内容をよく確認しましょう。契約済みのものでも、現状のものを確認してみましょう。

解約手続き

基本的にはコールセンターから解約の申し出をします。

しかし、昨今ではcheck24などの料金比較サイトを通して契約を結ぶと、このサイトが代行して解約手続きをすすめてくれることもあります。

3ヶ月先の契約解除となったら、それまでの期間は待ちということになりますね。

ただ気をつけないといけないのが携帯電話キャリアの解約。2年縛りを強烈に押し付けられます。また契約解除期間も契約満了の3ヶ月前の1ヶ月間のみですから、かなりタイトですし、注意が必要です。

ナンバーポータビリティもこちらでも実施されているのですが、まず新規番号で契約した後、古い番号を引っ張ってくるという、ちょっと面倒くさい仕様。そして手数料がかかります。ですので、こちらも仲介業者を通じて番号移行も含めて契約をすると、少しだけスムーズに話が進みます。またMVNOを含め、多くの携帯電話業者は番号の移行に関しキャッシュバックなどの特典を用意しています。解約と新規契約の後の番号の通知などを考えると、手持ちの番号は引き継いだ方がのちのちラクです。ですので、ナンバーポータビリティ、ぜひチャレンジしてみてください。

解約に関する書面

解約に関して、残念ながらこちらではオンライン上では完結しません。自身のサイン付きの書面が必要になってきます。 ドイツの書類主義だなと感じる点ですね。

ただし、ネット上にはたくさんのフォームがあるのでそれをコピーして使ってしまいましょう。Googleで「解約したいサービス名 Kündigung」といれて検索をかけると見本がドドドっと出てきます。

これをもとに宛先と自分の名前・住所などを書き込み、文末にサインをして投函します。投函後1週間から2週間ほどで、何らかのリアクションが得られます。(郵送書面・電話・メールのうちのどれかが来ます)

そこに手続きを進める一文があれば、もうあとはノータッチで構いませんし、あわせて何かの手続きをすすめる必要があれば、相手の書面もしくは指示に従って処理していきます。

解約後

多くの場合、当該サービスについて、アンケートのリクエストが来ると思います。答えても答えなくてもいいとは思いますが、私は極力答えています。それで質が向上するなり、リーズナブルになるのであれば、あとあとまた契約することになるかもしれませんから。

また解約と新規契約を同時に行った場合、キャッシュバックや特典の入手時期には注意しましょう。3ヶ月先の切り替えになった際、キャッシュバック特典もすぐではなく3ヶ月先になることが大半です。また一括ではなく、分割の場合もあります。こちらからの申請が必要なこともあります。

せっかくサービスを切り替えてお得に生活を始めようとしているわけですから、忘れて逃してしまうのはもったいない。新しい契約先のサービスが始まった時には、特典について真っ先にチェックです。

契約書など

旧サービスの契約書は、解約後も1年程度保管しておいたほうが良いです。何か問題が出てきた時に頼るものがないと、ちょっと心細いですので。よく起こりがちなのは、解約に際しての手数料の有無です。期間満了であれば払う必要はありませんし、手続き上必要なのであれば契約書に明記されているはずです。手数料がかかる旨を通知された時には、まずは契約書を見返してみましょう。

他にもトラブルのネタはありそうですが、相手の企業も2年も3年も経ってから問題を掘り起こすようなことはしません。ですので保管期間は1年程度で構いません。

もしデジタル化できるようであれば、(もしくはPDFで同様の書面が有れば)それはパソコンの中に大事に保管しておきましょう。そんなにサイズを食うものでもありませんから、これはずっと保存しておいても問題ないと思われます。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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