こんにちは。就活頑張っていますか。
ヨーロッパの中でも比較的好調と言われるドイツ経済。(もちろん諸説あり、実は爆弾を抱えているという説もありますが。)
その影響は市井にも現れていて、小売店やカフェの新規開店は盛んです。
今回は、そんなお店でオープニングスタッフとして働くことについて解説します。
新規開店のお店・企業の新しい拠点で働く
オープニングスタッフとして働くことには、以下のメリットがあります。
- 未経験でもネガティブ要素がない
- 他のスタッフと一斉に仕事を始められる
- 上司はいるけれど、先輩後輩の区別がない
- 全ての業務が新しいことなので常にフレッシュな感覚で仕事に携われる
- どんな役割でも自分が動かないと何も始まらないので、当事者意識が高くなる
デメリットは以下の点でしょうか。
- 新しい事業のためほぼすべての事柄がトライアンドエラー
- まずは試して→うまくいったら継続。ダメだったらやり直し
- 何かを教えてもらう、というのは最初の段階のみ。
シンプルに言えば、後から入るという感覚はほぼゼロで、他のスタッフと一斉に新しい事業に臨むことが出来ます。通常であれば研修やトレーニングを個別に受けるところを、スタッフ全員で受けることになります。
そこが支社や支店の場合、本部から派遣されているスタッフがいて、他にトップは居ると思いますが、差があるとしてもそのくらいでしょう。
新しい店舗を自分たちで作り上げるという意識で働くことが出来ます。これはなかなか楽しい体験ではないでしょうか。
新規オープン店舗・拠点の求人を探す
ネットにも情報は出ていますが、一番わかりやすいのは工事現場もしくは改装現場に出くわしたときでしょうか。大抵の場合、店舗の新規オープンの告知の横にスタッフ募集の告知が出ているはずです。それをもとにネットで詳細を検索するというのが一連の流れとなるでしょう。
もしくは複数の求人サイト、人材紹介サイトに同じ会社・同じ職種で大量に情報が出ていれば、新店舗・新拠点の開設が疑わしいかもしれません。中には、求人情報の詳細に新店舗のことが書かれていることもあります。
選考の流れ
新規開店や新拠点のスタッフですから、求められている人材も、職能を限定するというより「まずは人を集めて拠点を動かそう」という意識下での求人が多いように感じます。すなわち様々なバックグラウンドの人間が採用される傾向にあります。
読者の皆さんの中には、今までいろんな求人に応募したけれど、返答はスッキリしないものが多かったという方もいるかと思います。もしかすると、今までの応募先がかなり職能を限定した枠であったか、募集元の欲する人材のイメージがかなり固まっていたものだったかもしれません。
その点、新店舗・新拠点のスタッフの場合、あまり上記の様なバイアスがかからないんですね。ですので、こういった求人に改めて応募してみることは、就職に向けて、大きな可能性を秘めています。
新規店舗・新拠点の持つ意味
チャレンジ精神を重視する人であれば、新拠点でバリバリに自分の個性を出してのし上がって行くことを夢見る場合もあるかも。スタート時点で全てのスタッフが同じ位置にいますから、自分次第でいかようにも伸びる事ができる・伸びしろを発揮できるということになります。
企業というものは、競争相手の多い群がったところに方向性を向けるより、より競争相手の少ない、業界トップになれる可能性のより大きいフィールドを目指します。
新規店舗・新拠点の開設の意味するところは、企業の中である一定の方向性がかたまり、ロケットの第二弾ブースターに点火しようとしているタイミングです。こういった企業の中では内部の雰囲気も高揚していますし、ワクワク感も高いです。
職場への適応にもメリットが
上記にも書きましたが、ほとんどの部分ではトライアンドエラー、うまくいくかどうかの試行錯誤が頻繁に発生します。もともと言われていたこととは異なる業務にも携わることにもなるかもしれません。 一人ひとりの担当範囲が広いこともあるかもしれません。
しかし、何ごとも環境が新しいこと故に起こることです。転職というのは、自分の中ではすべてが新しいことでも周りにとってはいつものことというように認識の差がかなり強調されたシチュエーションの中で働くことを意味します。
この認識の差がうまく作用して、転職してきたスタッフの存在が職場に新しい風を送り込むこともあるかもしれません。しかしこの認識の差がなかなか埋められず、ずーっと疎外感を感じてしまう人がいることも確か。こうした人にとっては、「周りも皆一緒に新しい環境」というのは次の一歩を歩みはじめるにあたりいい影響を及ぼすと考えます。
野心的に、より右肩上がりの業績を狙う企業で働いてみませんか?自分のスキルアップはもちろん、色んな分野で挑戦ができることと感じます。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント