こんにちは!就活中のあなた、お仕事帰りのあなた、お疲れ様です。ふらっと寄ってくださったあなたも、ありがとうございます。
今日はドイツ生活のお話。
アメリカがカード社会というのはよく知られたところです。
ではドイツはどうなのでしょう?
日本よりもクレジットカードが普及しているでしょうか?それともまだまだ現金社会?
ドイツではもともとデビットカードが主流だった
この10年ほどでドイツもだいぶカードの利便性が上がってきました。
それまではECカードという銀行カードを用いたデビットカード決済が主流でした。
大まかに説明すると、ドイツ国内発行のキャッシュカードには MasterCardが発行しているMaestroというブランドが付いています。
このブランドのシステムを使い、小売店で決済するというものです。
スーパー、駅ナカ、チェーン系パン屋、チェーン系カフェ、ガソリンスタンド、デパートなどほとんどのお店で使えます。
カードを決済端末に差し込み、暗証番号もしくはサインで認証です。
使い勝手はクレジットカードと同様なので、難しいことはありません。
ただし、銀行口座と直結している決済なので、口座にお金が入っていないと使えません。
もちろん分割払いなどにも対応しません。
ですので、高額な決済よりも日常的な少額決済向けというイメージがあります。
10年前は、クレジットカードはデパートや高級ブティックなどでしか使えませんでした。
オンラインショッピングでもPayPalが強く、クレジットカードはなかなか使えるところがありませんでした。
現在に目を向けてみると、この状況はガラリと変わっています。
クレジットカードの普及
まず大手のスーパーマーケットチェーンにおいてクレジットカード支払いに軒並み対応を果たしました。
ガソリンスタンドやファストフード、レストランなどでも普及。
道端の売店(KioskやImbiss)などではまだまだ現金払いが主流ですが、普段の生活をカードのみですませようと思えば、できなくはないといった感じです。
*この一気に普及した背景なのですが2015年から2016年にかけてドイツ国内で税制改定が行われました。
その際、確定申告の様式にも更新が入り、 小売店やレストランにおいて、認定を受けた決済端末の導入が義務付けられました。
(もちろん例外規定はあり、デジタルではなくアナログな帳簿管理も一部では残っています)
このときにクレジットカード決済への対応も強力に推奨されるようになりました。
その結果、利便性が格段に向上したのです。
流行りのスマホ決済は?
スマホでQRコード決済はまだまだこれからといった感じです。
今のところPAYBACKという各社共通ポイントの発行・管理をしている会社が出している、PAYBACK PAYぐらいでしょうか。
日本のように乱立している印象は受けません。
その一方で、ApplePayなどの非接触決済は決済端末の更新とともに強力に普及しています。
ドイツでクレジットカードを作る
EUの中でも比較的現金の強かったドイツですが、カード社会化も進んできました。
やはりクレジットカードは1枚は持っていた方が便利です。
どういったブランドや作り方があるのでしょうか。さっそく見ていきましょう。
Mastercardが強い
最も普及しているカードブランドはMastercardです。
Visaはそれに次ぐイメージでしょうか。
普及当初MastercardはEUEO CARDという名称でした。
今もその名残でMastercardのロゴの横にEURO CARDの表記を見ることがあります。
Amexやダイナースも使えますが、加盟店の数では上記2社には劣るイメージです。
発行主体
ではクレジットカードを作るにはどうしたら良いのでしょう。
ドイツ国内発行のクレジットカードのうち大半を占めるのが銀行系のカードです。
口座を開く際に、”同時に発行しませんか?”とおすすめされます。
信用審査も同時ですので一番作りやすいカードとも言えます。
また多くの場合、学生向けカードの発行にも対応しています。
ただし注意点としては、ほとんどのケースで年会費が設定されています。
またポイントシステムは用意されていません。
なので、持つことはできますが、日々の暮らしの中にお得感はなかなか出ないのが残念なところ。
ポイント発行の面で言えば、鉄道系、航空会社系、ブティック発行系のカードであれば、ポイントシステムを用意しているものがあります。
1%ほどの還元率ですが、それでも貯める楽しみは増えます。
キャッシュバックに対応しているカードもあります。
限度額は収入に応じて設定されます。
他にも数は少ないものの旅行保険やショッピング保険が付帯しているのもあります。
色々見比べて、快適なクレジットカードライフを送りましょう。
ドイツでのおすすめクレジットカードは以下で紹介しています。是非御覧ください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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