皆さん、就活がんばってますか。
明日からは11月。外の気温もだいぶ下がって、朝の冷え込みも本格的になってきました。
サマータイムも終わり、いよいよ長い冬の足音が近づいています。
この時期になると、気になってくるのが来年からの手帳。文房具王国ドイツにはいろいろな手帳が揃っています。こちらで見ていて面白いのが、書店よりも、デパートでの手帳の販売攻勢が強い点。1階のフロアにずらりと並んでいる姿は壮観です。
今日はそんな多数あるドイツの手帳の中でも、よりすぐりの3つのおすすめの手帳メーカーをご紹介しましょう。
LEUCHTTURM1917
LEUCHTTURM1917は、1917年ハンブルクで創業した手帳メーカーです。
PANTONEの色見本を思わせる鮮やかな配色と、その1色で表から裏までを染め上げるそのシンプルさが魅力の手帳。
A4、A5、A6サイズで各色・各種類の手帳は統一されていて自分の使いやすいサイズを選ぶことができます。(変わり種でA7サイズも限定で存在。ミニマリストの方にはぜひ。)
内容にはいくつか種類があって、以下は1日1ページ仕様。
こちらは見開き1週間で横に展開していてスペースを上手く使えるレイアウト。
こちらも見開き1週間ですが時系列重視の縦型タイプ。
このようにシンプルにまとめられています。採用されている用紙もボールペンに馴染む品質のものが採用されていて、これまた書きやすい。
内部は薄いベージュ調の色で揃えられているので、目にも優しいです。
オンラインショップで欲しい色を選択して購入する事が可能ですが、まずは実物を店頭でご覧になることをおすすめします。私は、その配色の美しさにココロを奪われた1人です。毎年色を変えるか、同じ年でもつい複数買いたくなってしまいます。
X47
X47は、独特なリフィルシステムを用いたシステム手帳を手がけているメーカー。本社は、フランスとの国境にほど近いザールブリュッケンにあります。
システム手帳のように中身を替えたり拡張できるにも関わらず、手帳の幅を抑えているのが最大の特徴。その秘密は以下の内装と金具にあります。
この金具で内容物を取り付けます。これを差し替え手帳本体に装備されている金具に合わせて手帳として固定させます。スプリングが内蔵されていて、取り外しもラクラク。
システム手帳のようにそれぞれのページをリングで固定するのではなく、縦方向に冊子ごとに固定するのでコンパクトに纏めることが出来ます。
そもそも、このX47というブランド名自体が、同じ見開きサイズのシステム手帳より47%記入可能スペースを拡大したところから名付けられています。
それぞれの差し替え手帳を保持する手帳カバーは、質の良い革で作られています。これ自体には47年保証がついているというのもおもしろいところ。
上記のように多彩なラインナップ。差し替え手帳を保持するスプリングを1本から4本まではめ込むことが出来ます。ユニークなものでは、A7サイズでは二つ折りができる商品もあります。
差し替え手帳は基本的に半年で1冊を構成しています。ですので年間とおして使おうと思ったらスプリングは2本必要になります。毎年5月に翌年の差し替え手帳が販売されるので、購入時期によっては3冊で18ヶ月もの、4冊はめて2年ものとフレキシブルに中身を変えることが出来ます。冊子ごとなので、ページごとにばらばらになってしまいがちなシステム手帳よりも、アーカイブとしての管理がしやすいのもポイント。
カレンダーのスタイルも、1日1ページから見開き1ヶ月までと多彩。時計の図があって、そこにタイムプランを書き込めるものもあります。どういう風に書けるのか、想像するだけでも楽しいラインナップです。
このメーカーはほぼオンライン専業です。取り扱っている店舗もあるのですがあまり数は多くありません。オンライン購入でも14日間は返品を受け付けているので、皮革の風合いをまずは確認して、中の差し替え手帳もじっくり見てから使い続けるか判断するのもいいでしょう。
teNeues
teNeuesは、キールに本拠を置くカレンダーメーカー。手帳は、幅広い表紙デザインのラインナップで大手書店や百貨店などで商品を展開しています。
teNeuesの魅力はなんといってもその商品展開バリエーション。どこの売り場に行っても色んな種類のカバーに出会う事ができます。
表紙で他と差をつけたい方やインパクトを求めている方には、刺さる商品じゃないかと思われます。
主力商品はA6サイズで、中はオーソドックスな見開き1週間タイプ。シンプルですが視認性は高いものですね。
こちらの商品も何種類か揃えたい衝動にかられます。分けてしまうと、効率が下がってしまうのは目に見えてはいるのですが。。「ビジネス向けの今後の予定表」、「プライベートの日記」など役割をわけて所持するのもいいかもしれません。
まとめ
以上、スケジュール管理にはオンラインやアプリ全盛のこの時代に、あえてアナログな「手帳」を紹介しました。キーボードではなく、自身の手で直接書き込むのもやはり残したい習慣。そして手帳自体も21世紀において、「書きやすさ」や「頭の中の整理のしやすさ」「予定の立てやすさ」などの面で進化を続けています。
書店やデパートにふらっと寄ってみて、面白いものがないか見ていくのもいかがでしょうか。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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