こんにちは。今日もドイツの片隅で「お仕事」とつぶやくブログです。
今回は日系企業のドイツ求人をどうやって見つけよう?と言うお話。
ドイツの中でも特にデュッセルドルフを中心とした西部であれば、日系企業はたくさん存在します。主に多いのは機械メーカーです。自社で工場を持っている企業もあれば、完成品を日本から輸入してくる企業もあります。
その他にも通信キャリア、物流、印刷、食料品卸、コンサルタント、レストランなど多種多彩。業種に関しては、日本にあるものとほとんど変わらないバリエーションと思います。
職種でみると、エンジニア、営業、事務職などが多いでしょうか。日本での経験を重視する企業も多いようです。
まずはネットで探してみる
求人情報収集の初めの一歩は、以下の記事にまとめています。あわせて御覧ください。↓
ArbeitsagenturやMonsterなどのサイト
ArbeitsagenturにしろMonsterのような民間の人材紹介サイトにしろ、フリーワードで検索が可能です。
まずは「japanisch」もしくは「japanese」といれて検索をかけてみましょう。11月12日現在で、前者はドイツ全土で29件、後者であれば43件見つかりました。
この中から、面白そうな求人を見つけていきましょう。Monsterでは自己の情報と履歴書をアップロードしておけば、その場で応募できます。Arbeitsagenturで見つけた求人はメールを使って履歴書と志望動機を送りましょう。
返信が来る可能性の高い求人情報
デュッセルドルフにあるJIHK「デュッセルドルフ日本商工会議所」も求人情報を公開しています。時期によって件数にバラツキがあるのですが、こちらで募集をかけてる企業は日本人の採用にかなり積極的と言えます。ですのでレスポンスも速い傾向がありますね。求人情報はこちらからアクセスできます。
JIHKは在独日本企業のため、その交流と事業発展を目的として活動している団体です。加盟企業はデュッセルドルフと近隣都市を合わせ596社にのぼります。会員向けのセミナーや現在のEU経済事情の説明会、加盟企業同士の交流会、ローカル企業との接点確保、会議室の貸し出し等を行っています。求人情報を掲載しているのはJIHKに登録している企業です。登録企業の大部分が日系企業ですので、日本人向けの求人も多く掲載されています。
自らの履歴書をJIHKに提出して、就職のサポートを受けることも可能です。この場合は年6回発行される会報に経歴・習得能力・ビザの有無などが匿名で掲載され、「興味のある企業に詳細の紹介→マッチした場合は企業側からコンタクト」という流れになります。
企業側の求人情報を閲覧する場合は、登録などは不要ですので、一度ご覧いただくことをおすすめします。
人材紹介会社にコンタクト
キャリアマネジメントやキャリアコネクションズなどの日系の人材紹介会社の場合は、日本人同士で求人情報と求職者情報をやりとりしているので、必然的に日系企業の求人情報も集まってきます。まずはコンタクトを取って、自分の履歴書を送付、そして経歴や職能にあった求人情報を紹介してもらいましょう。
ただ紹介してもらうといっても、最初からどんぴしゃの求人に出会えることは稀です。2社から4社ほど紹介してもらって、やっとしっくりいく企業と出会える、なんてこともよくあります。
また1次面接のスタイルには、何種類かパターンがあります。
- 先方での1次面接に、人材紹介会社のスタッフも同席
- 1次面接は、人材紹介会社の会議室で
- 面接の合否・感想などは人材紹介会社を通じて伝えられる
などです。
就職を勝ち取れるかどうかはもちろん求職者本人の人柄や能力次第ですから、面接での話が大事であることは間違いありません。しかしその前段階として、予め企業と人材紹介会社ですりあわせをしてもらえるので、就職成功の可能性は自力で探すよりも高いと言えるかもしれません。
企業の自社サイト
企業の中には、自社のウェブサイトで求人情報を出しているところもあります。志望する企業がもう固まっている場合は、直接先方のウェブサイトにアクセスしてみましょう。
サイトマップや1ページ目の最下部などをたどっていくと、求人情報にあたることがあります。
連絡先として、人事担当のメールアドレスが載っていると思います。さっそくコンタクトを取ってみましょう。
- 求人情報を閲覧した旨
- 興味をもったこと
- 現在取得しているビザや、学生・求職中など身分の詳細
- 希望年収
- いつから働き始めることができるか
- 住所
を本文に記入し、履歴書と志望動機を添付してメールを送ります。
注意点として、企業によってはこの求人情報を頻繁にアップデートしていないところも散見されるところでしょうか。
ですので、すぐ返事が来ることはあまり期待しないほうが良いですし、「現在募集中ではありません」という返事がきたとしても、あまり気落ちしないことです。
まとめ
今日は在独の日系企業に就活することにフォーカスを絞って解説しました。
求人・人材紹介サイト、業者、先方の自社サイトと、いろいろな手段で希望の求人を探し当てましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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