皆さん、就活がんばっていますか。
海外での就活、やはり独力で情報収集していても難しい点があります。
もちろんそのために複数のエージェントが活躍しているのですが。。
ドイツの主な都市では、展示会会場や大学の大講義室などを利用して、Job Messeが開かれていることがよくあります。自治体やイベント会社が主催しているのですが、参加企業も多く、毎度盛況です。
あくまでも説明会の要素が強いので、その場で就職が決まることはありませんが、きっかけ作りには適していると考えます。
ではどんなイベントが開催されているのか、さっそく見ていきましょう。
事前準備
Messeとは、展示会の意味。自社商品を展示して、世間に発表する一般の展示会と同じく、会場をぐるぐると回って企業を見ることになるわけですが、イメージとしては、「ショーウィンドウに並んだ品物」といったところでしょうか。パソコンの画面だけでなく目の前にいろいろな企業が並んでいると、就業について色々なイメージが湧いてきます。また、実際に働いている人事の人が来場しているので、ちょっぴり職場の雰囲気も分かったりもしますね。これもパソコンの画面でははかれない所なので、参加する意義はじゅうぶんにありますね。
参加するなら、とにかく1日で会場内をくまなく見てまわりたい。となると、1企業にかけられる時間は自ずと少なくなってきます。 訪問する際には、予め質問リストを5つほど用意しておくといいでしょう。
- 勤務地
- 年収
- 求められるスキル
- オフィスの規模
- 社員の交通手段
といったところでしょうか。他にも気になる点はメモしておいて、会ってすぐ聞ける体制づくりが求められます。
また面接とは違い、じっくり話すことは難しいですので、現地で聞けることは「公開されている求人情報のプラスアルファ」と意識しておきましょう。個人個人の事情にあった説明や、就職に向けてのアドバイスを受けることは少し難しいでしょう。自宅に帰ってから改めて志望するか要検討です。
また、企業によってはその場でのエントリーを認めているところもあります。独文と英文の両方の履歴書を印刷して複数部用意しておくといいでしょう。
Jobmessen
Jobmessen.de こちらがドイツで最大手のJobmesse提供団体です。ドイツ全土21都市で開催しています。どの都市でも平均して100を超える企業が参加しており、さまざまな分野の企業が見られます。
Jobmessenの特徴としては、イベント当日でいろいろなことが完結するところ。求職者と企業のコンタクトはもちろん、就活の進め方のレクチャーや履歴書写真のフォトシューティングなども同会場で行われます。ぜひぜひウケのいい写真を撮ってもらいましょう。
なので服装はカジュアルよりも、スーツなどある程度きっちりしたものがおすすめです。
Jobmesse Berlin こちらは直近でベルリンで開かれるJobmesseです。ちなみにこちらのメッセには117社が参加。大手から中小企業まで幅広い企業が求職者との接点を求めています。入場料は3ユーロとこれまたリーズナブル。
(Messeについては以前にも記事にしているのでよろしければご覧ください↓)
job speeddating
このブログでも度々出てくるArbeitsagentur。そのなかのJobcenterが主催する就職マッチングのイベントです。こちらも100前後の企業が参加します。
こちらの特徴は当日のイベントとあわせて、その前後に就活にむけた自己アピールなどのトレーニングもついて来るところ。
事前にJobcenterに個人情報を登録し、面接での質疑応答への対応などのトレーニングを受けます。イベント当日以降も求人応募へのサポートなどがあります。
以下にケルンとデュッセルドルフのイベントを紹介します。
Jobvector主催のもの
ITエンジニアや医療関係など、理系の仕事に強い人材紹介会社Jobvectorが主催するマッチングイベント。こちらにも多くの大手企業が参加します。こちらもイベント当日完結型のもので、履歴書のチェックや証明写真の撮影なども行われます。
主な主要都市で開催されています。
Karrieremesse jobvector career day Hamburg
Karrieremesse jobvector career day Düsseldorf
理系に特化したイベントなので、会場で紹介されている職種も専門職が多いようです。
ですので、事前にどういった企業が出展しているのか、どういった職種の求人があるのかの事前リサーチは必須ですね。上記サイトで参加企業とその求人は閲覧可能なので、まずは1度チェックしてから、訪問することをおすすめします。
まとめ
今回は、就活中の情報収集の1つの手としてJobmesseをご紹介しました。日本で言うところの合同説明会に近いでしょうが、少し雰囲気は異なります。
いろいろと手を尽くして、就活を進めていきましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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