人生のそれぞれの岐路で登場する「リトル本田」の存在

ドイツで就活
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今シーズン、なかなか所属チームが決まらず、、本人もいろいろなアクションを起こした上で、今はオランダに活躍の場を見出した本田圭佑。

J1の名古屋グランパスから始まった彼のキャリアは、オランダ→ロシア→イタリア→メキシコてとてもワールドワイド。

中でも今回注目したいのは、彼がACミランに入団した際に語った「 心の中で、私のリトル本田に聞きました。『どこのクラブでプレーしたいんだ?』と。そうしたら、心の中のリトル本田が『ACミランだ』と答えた。そういう経緯があって、ACミランに来ました。 」との言説。

これは、人生の岐路で自分の中での葛藤とを見事に表したコメントではないでしょうか。

就活の際、これからの仕事を決める決断にしてもそうです。やはり自分の中の「自分」も納得したところで働きたい。

そのためには、どういった準備をすればいいのか、どういった心持ちで職を探したらいいのか。

ある程度の妥協はやむを得ないとしても、自分の中でどこが妥協できる最低ラインなのか。自分の中に新たなペルソナを作ることでより深く考察を深めることができます。

今回は、心理学の視点で、「リトル本田」に迫ります。

自分の中の6つのペルソナ

何か物事を決めるとき、誰しも目の前の事象のメリットやデメリット、その後の楽天的考察、悲観的考察などいろいろなことを考えた上で、決断すると思います。

そうしたシーンで、ただ いいところ悪いところと列挙するだけではなく、その意見を肉付けするために、人格を与え、自分の中でとことん議論させて、決断を下すアプローチに、今注目が集まっています。

心の中のペルソナのイメージ

よく漫画で出てくる心の中の「天使」と「悪魔」をイメージしてみてください。そういったペルソナが自分の中でいろいろ議論しているイメージです。

楽天的なペルソナと悲観的なペルソナ

まず出てくるのはこの両極端な2つの性格。将来の見通しを考えるときは必ず出てくる考え方です。

何か新しいことを始めるのであれば、楽天的なペルソナの存在はとても大事。前向きで将来に重点をおきながら目の前のことに対処していきます。しかし、慎重を期す上では少々悲観的な視線もあったほうが、物事はうまく進むこともありますね。これはこの後に続くペルソナにも言えることですが、どちらかに偏らない事が大事。

積極的なペルソナと受動的なペルソナ

積極的に行動したいときと、特にやる気も出ず「流されるままでもいいや」というとき。いくらアクティブな人でも、たまには休みたいときも出てきます。そういった時に出現するペルソナです。何か決断を迫られたときよりも、日々の生活の中で、どう過ごすかを考えるときに出てくる考え方と言えるでしょう。

ただ、受け身と言ってもネガティブなことだけではなくて、受け身になることで周りが見えてくることもあります。自分の内面を見つめるときは、何事も否定しないことが大事。

主観的なペルソナと客観的なペルソナ

そして最後にご紹介するのが、「自分の中の自分」をイメージするときにとても大事な視点。客観的なペルソナです。自分はこうだと思っていても、傍から見ると違う性格というのはよくある話です。過去を振り返る際、いかに自分を第3者の視点から見ることができるか。これはこの先を見通す際にも大事なアイデアを示唆してくれます。

その一方で主観的な自分を持っていないと、どうしても軸がブレてしまいます。冷静な視点と同時に自分自身を励ますことも必要。そのためにも大事なペルソナでもあります。

就活への活かし方

新しい道に進むわけですから、第1の「楽天的と悲観的」な意見には充分に耳を傾けるべきでしょう。そのうえで、第3の「主観的と客観的」なペルソナから、自己分析を引き出します。

就活する際はもちろん「積極的」な自分が全面に出てくるはず。ただし、就活相談や面接などで意見をもらった際には、きちんと聞く耳を持って行動したいところです。

そして改めてな話でもあるのですが、「自分が行きたい方向に行く・働きたい方向に働く」ためには自分自身を見つめ直して、その上で本当に自分のしたい仕事を追求していくことも大事。もちろん、引き合いがないことにはすぐに働き始めることは難しいです。ただ、就活と同時進行でセルフブランディングも進めていくと、自分自身を世界に売り出していくことができます。そこから将来につながる糸口も見つかるかもしれません。

まとめ

今回は、本田選手をきっかけに、内面の自分と対峙することをメインにちょっぴり心理学の視点から就活を見てみました。

自分の中の自分、普段意識はしないかもしれませんが、重要な局面・日常の生活でも彼らは暗躍しています。大事なときこそその存在に注目し、あえて意識することで、未来が開けることもあるでしょう。ぜひ、一度自分の中の自分に注目してみてください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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