独航空会社のマイルステータスを獲得し、旅を少しリッチなものにする

ドイツで生活
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こんにちは。今日もドイツの片隅で「お仕事」とつぶやくブログです。

また雨の日が続くドイツ西部。冬が来るたびに、晴れの日は貴重だなと感じます。

一方、日本はまだ台風が近づいてるとか。温暖化はアジアのほうが進みが速いのかもしれません。

航空会社のマイルのお話

さて今回のお題は、航空会社のマイレージとステータスのお話。

日本でも一時期「陸マイラー」や「マイル修行」なんて言葉が流行ったこともありました。マイレージステータスを維持するために、航空会社提携ポイントを日常の買い物などでためて、マイル交換プログラムを駆使しマイルと貯める方法。その他にも国内線でマイル交換効率のいい便を選んでひたすら航空機に登場するなどの方法です。こういったマイル獲得方法については他にくわしく解説されているブログがわんさかあるので、そちらを参考になさってください。

ドイツにもマイレージプログラムはもちろんあります。

今回取り上げるのはルフトハンザ航空が実施している「Miles & More」というプログラム。ANAとスターアライアンスを通して提携しているのでご存じの方も多いかもしれません。

こちらがルフトハンザ航空機。(私は、以前の紺地に黄色の鶴の絵が好きだったのですが。。。それはまた別の機会に語りましょう) 成田・羽田の両空港に飛行しています。

Miles & More

ルフトハンザ航空が提供しているマイレージプログラムです。

ANAやJALのマイルと同じように、飛行機に乗ることで貯まるポイントプログラムのようなものですね。マイルが貯まると無料航空券に交換してドイツ国内線や国際線のチケットを手に入れることができます。

ただ、世のマイル貯めてる派、通称「マイラー」がなぜ現象にもなるほどマイルの獲得にこだわるのか。それは無料航空券だけのためではないのです。

ステータスの獲得とラウンジの利用権

ルフトハンザ航空はANAと同じ、航空連合スターアライアンスに加盟しています。スターアライアンスは回数多く飛んでいる常連客に対してステータスを発行しています。シルバーとゴールドの2種類があります。

そして、このシルバーステータスを獲得するとルフトハンザビジネスラウンジの利用権がついてくるんですね。

ルフトハンザビジネスラウンジ はドイツ国内の以下の空港と、欧州内やアメリカの主要空港にあります。

  • ベルリン・テーゲル空港
  • ブレーメン空港
  • ドレスデン空港
  • デュッセルドルフ空港
  • フランクフルト空港
  • ハンブルク空港
  • ハノーファー空港
  • ケルン・ボン空港
  • ライプツィヒ空港
  • ミュンヘン空港
  • ニュルンベルク空港
  • シュツットガルト空港

ラウンジのありがたみ

私も機会があって、何回か空港のラウンジを利用したことがあるんですが、これ、とてもラクです。その理由をご紹介しましょう。

休憩場所であたふたしなくて済む

国内国外問わず、空港にはいつ向かっていますか?受付カウンターや保安検査の行列をきにして、出発時間の2~3時間前に空港に居る方って結構いると思います。スーツケースを預けたあとって、暇なことが多かったりするんです。

もちろん空港内のお店でショッピングしてもいいんですが、重いものを引きずってきたあとですからできればどこかで座りたい。一息入れたい

、、、んだけど、どのレストランのメニューも、こちらの足元をこれでもかこれでもかと見ているほどに高いんですね。そして、空港内のベンチはおおかたいつでも埋まっていると。

そんなときラウンジを使うことができれば、座るとこはある!

基本軽食は無料。場合によってはご飯にありつけることも。

そしてなんとなんと、ドリンクやパン・クッキーなどの軽食は無料サービス。アルコールも用意されています。空港内の喧騒を逃れて座れる上に、1杯いけるなんてすばらしい。。

また、全てのラウンジではないのですが、一部のラウンジではホットミールの提供もあります。軽くご飯一膳もいけたりするんですね!これもすばらしい。(あ、もちろんここはドイツなので白米の提供はありえません。あしからず。)

常に発着情報がラウンジ内のディスプレイに表示されるため、搭乗ゲートと遅延の有無の確認が容易

そして、空港でとまどうことNo1の「実際に搭乗するゲートはどこ?」問題。

通常、チェックインする際に、搭乗ゲートも案内されるのですが、実際に乗る飛行機に遅延などトラブルが発生すると、ゲートがかわることがしばしばあります。

そして、最終確定のゲートの場所はいつ確定するのかわからないんですね。発着表示の前をウロウロ。。。ちょっとストレスのかかるシーンです。

こんなとき、ラウンジにいることができれば、室内のモニターで常に航空機の離陸情報を確認することができます。座ってまっていればいいので楽ちん。

また無料のWifiが設置されているところもほとんどなので、手持ちのスマホでの情報確認や、パソコンを使っての作業などもお手の物。

と、時間をムダにしない現代人には素晴らしく重宝する存在なのです。

ラウンジ利用以外の特典

  • 預入荷物の限度が上がる
  • 優先搭乗権
  • 回数制限はありますがマイルを利用したエコノミーから、プレミアムエコノミーやビジネスクラスへのアップグレード

などがあります。うーん。どれも魅力的。

Paybackポイントを貯めていけば、ドイツで陸マイラーも可能

さて、こんな特典満載なステータスなのですが、取得条件が以下の2つ。

  • 年間30回のルフトハンザ機の利用
  • 年間35000マイルの獲得

航空会社も善意ではこんなサービスやってません。取るとこはしっかり取ります。ちょっと難しいかも?!なんて感じる方が多いかも。

1年に30回も飛行機に乗ろうとすると、これはビジネスでの利用がないと難しいでしょう。しかし、35000マイルであれば、飛行機に乗る以外にも貯める方法はあるのです。

それは、Paybackポイントを貯めること。

※Paybackポイントとはなんぞや?という方へ。こちらを合わせてお読みいただければ、イメージが膨らみます。

Miles & More ステータス獲得のためのケーススタディ

※PaybackからMiles & Moreへのポイント交換は年間25000マイルまで認められています。それを基にお話します。

1、日本に一時帰国する(正規運賃もしくはルフトハンザ公式での購入)+日々のお買い物でPaybackポイント貯める

ドイツ在住の方の場合、「1年に1度は帰省するよ」というかたも多いのではないでしょうか?であれば、その帰国便はルフトハンザ便にしましょう。フランクフルトから羽田まで毎日運行しています。

キャンペーン価格のチケットであれば往復10000マイルほど、正規運賃であれば16000マイル貯まります。

これをベースにして残りの19000~25000マイルをPaybackポイントで貯めていきます。食費はすべてPayback対応スーパーマーケット、コーヒーも対象チェーンカフェにて。

ファストフードもバーガーキングが対応しています。それから、携帯電話や自宅のネットなども対象キャリアに乗り換え。1年の間で何かしら家電も買うことでしょう。その際は対象家電量販店のオンラインショップを利用します。

週平均で500ポイントの獲得が必要ですが、上述の通り、極力お金を使う場所をポイント対象店舗に絞ること、またポイント倍増キャンペーンなどを利用して基本ポイントと「プラスアルファ」を狙っていくことで、年25000ポイントは、そこまで難しいこともなく獲得できるはずです。これで獲得したポイントをMiles & More公式サイトでマイルに交換します。

これで、年30回も飛行機に乗ること無く、シルバーステータスを手に入れることができます。

2、ルフトハンザ直営オンラインショップ「World Shop」でお買い物+日々のお買い物でPaybackポイント貯める

「日本には帰るかもしれないけど、格安チケットじゃないと無理だなぁ」という、私のような方もいらしゃるかもしれません。正直なところ、国際線のチケットは格安チケットサイトでまず探すことのほうが多いです。

そんな方でもご安心を。(といえども格安チケットでもいいので、1度はルフトハンザ機を利用してください。)このケーススタディーでは25000ユーロはPayback で貯めます。そのマイルと航空運賃で獲得できるマイルの差をどう埋めるのか、にフォーカスをあてます。

その手段とは、ルフトハンザ航空が運営するオンラインショップ「World Shop」を利用すること。

World Shopのサイトはこちら。こちらのサイトをご覧いただければ分かるのですが、航空会社のショッピングサイトにしては、とても品揃えが豊富です。

プレゼントや自分の身の回りのものを、ここで用意するのもいいのではないでしょうか?ベタですが、私はスーツケースをここで買っています。

World Shop利用のメリットは、ルフトハンザ直営のオンラインショップなので、わざわざPaybackを介すること無く、購入と同時に直接マイルを貯めることができる点です。

まとめ

以上見てきたように、決して苦もなく、、、というわけではありませんが、ドイツでも「陸マイラー」を実践することは可能なことが分かりました。

興味がある方、ぜひ実践して、ちょっぴりリッチな空の旅を演出してはいかが?

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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