自分の街のことをもっと知る その2

ドイツで生活
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先日のエントリーで、街なかのお散歩のメリットを解説しました。↓ぜひご覧ください。

今回は、もう少し生活を充実させる方向に目を向けてみましょう。

夜の街を歩く

と書きましたが、別に怪しげな雰囲気の界隈に行こうという話ではありません。

これからの時期、日照時間はどんどん短くなり、終業後はもう外は真っ暗という日常が待っています。出勤時間も暗ければ、会社から出る頃にももう暗い。憂鬱な心持ちになってしまう人は、実際のところかなり多いようです。冬になると日焼けサロンが人気になるのも分かる気がします。また日が出た週末のお昼時などは、オープンテラスのカフェや通りにテーブルを出しているレストランなどが軒並み満席状態になります。

そうした暗い雰囲気の中でも、うまくメンタルを維持できるよう夜の街である程度慣れておきたいところです。

やってみたいこと

同僚や友人と連れ立って夜の街を歩いてみる

仕事の付き合いだけで終わってしまうのも、少し切ないもの。機会があれば仕事の後に連れ立って飲みに行く・食事に行くなどしてみましょう。その際、美味しいお店はぜひ紹介してもらいたいところ。
その街の名物でもいいでしょうし、定番のドイツ料理でも各レストランによって味付けが違うこともあります。私は個人的にスペイン料理が好きです。タパスをシェアするなり、がっつりステーキをいただくなり、

もしかしたら穴場な和食レストランがあるかもしれません。さすがに、ドイツ津々浦々にあるほどの知名度にはなっていませんが、それでも昨今のヘルシーブームで、和食も一定の認知度を得られてきました。
ただし、板前さんが日本人ではなく、中国やベトナムの方だったりすることはまだまだ多いですね。そういったところは和食というより「欧州化した日本食的なもの」といった意識でお店に入ってみると新鮮な驚きがあるはずです。あまり大きな期待を抱いて行かないように。。。

もちろんドイツにも本格和食レストランはたくさんあります。そうしたところでは、定番のお寿司やお刺身はもちろん、居酒屋メニューや家庭の味も頼んでみたいところです。

地元の人が集まる飲み屋はどこ?

食事が済んだら、お酒を飲みに二軒目を探すのもいいでしょう。ドイツはビールの国。どんな町や村にも地ビールが存在します。「おらがビール」の醸造所がバーを併設していることもよくあるパターン。

その土地その土地に個性があって、ドイツのビールは本当に千差万別です。

地域密着のバーであれば、皆さん立ち飲みで盛り上がっていることでしょう。オクトーバーフェストなどのイベントでもない限り、大きなジョッキで振る舞われることはありません。300ccから400ccのグラスでいただきます。

1点気をつけないといけないのが、「ここにおつまみの文化はない」ということ。あってもポテトチップスやナッツぐらいのものです。バーに行くとただひたすら飲むことになるので、要注意です。

こうした知識をビジネスにも使ってみる

真っ先に思い浮かぶのは、取引先との食事会でしょうか。

日本からのお客さんの接待にも使えることでしょう。

以前にも書きましたが↓

美味しい食事は、いろんな話を弾ませます。雰囲気良くその場を盛り上げるためにも、できればネットの口コミだけではなく、自身の舌で直接調べたお店でもてなしたいところですね。

もちろんプライベートで活躍することもあるでしょう。街歩きの際にレストランメインでリサーチに行くのも楽しいものです。大きな都市であればジャンルも色々あることと思います。私はケルンで初めてインドネシア料理を食べました。カレーを注文したのですが、インドやタイのものとは違い、ピーナッツが効いていて、なかなかおもしろい味だったことを覚えています。

また、似たようなお店は同じ界隈に集まる性質もあります。ハンブルクの港の近くにはポルトガル料理店が集まった一角があります。海鮮も美味しいですし、スペインのようにタパスを用意する店もあります。また大きな肉の串焼き、シュラスコも複数のお店で当たり前のように提供されています。おやつ時は甘いコーヒーとナタのセットなど、魅惑のスイーツもあったり。とても1回や2回でまわりきれる店の数ではなかったので、まずはじっくり攻略してみたいと思わせてくれたエリアです。

ぜひ、友人の紹介・自身のリサーチでお気に入りのお店を見つけてみてください。

生活の質、QOLをぜひとも上げていきましょう。もちろん、食だけでなく娯楽の面でもいろんな発見ができると思います。これから本格化してくるドイツの冬。暗い時間やどんよりしたてんこうが日常となってきますが、萎えてる暇はありません。外は暗くても中は明るい世界が皆さんを待っています。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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