こんにちは。今日もドイツの片隅で「お仕事」とつぶやくブログです。
Apple のCEOティム・クックが今日本を訪問しています。彼が今日訪問したappleストアで、小学生向けのプログラミング講座が開催されたそうです。
今日は小さいうちからのPC教育について考察してみましょう。
プログラミングに慣れ親しむことの必要性
スマホ全盛・ネット全盛のこの時代、プログラミングの基礎を小さいうちから知識として蓄えておくことは、価値のあることです。これから労働力が減っていく時代になり、機械やAIに労働の一部を頼らなければならない時代は確実に来ます。もう機械に仕事を取られる時代ではなく、機械と共同歩調を取りながら仕事を進めていかなければなりません。
その際、機械に命令する、もしくはルーティン業務を任せる上でコーディングの技術があれば、人間はよりクリエイティブな方面に作業を集中できます。
データの収集・解析・分析は機械にまわし、サービスの効率化と発展を人間が指揮する訳です。
英会話の幼児教育が一般的となった今、ある種、別の言語でもあるプログラミング・コーディングも小さいときから慣れ親しむことも、将来勉強する際の障害が減ることになります。
タブレットでもプログラミングができる言語がだんだんと登場しています。Swift、Progate、Scratchなどですね。タブレットでアプリ開発やコーディングの基礎に触れることで、Pythonなどより高度な開発にも視線を向けることができます。
タブレットで編集可能なプログラミング言語は、初心者でも学ぶきっかけを作りやすいです。
もしiPadなどタブレットをお持ちなら試してみてはいかがでしょうか。
以下、それぞれの特徴を解説します。
初心者必見!タブレットでできるプログラミング3選
Swift
iPhoneを作っているApple社が開発しているプログラミング言語です。
iPadをお持ちであればすぐに「Swift Playgrounds」をダウンロードしましょう。このチュートリアルを踏んでいくことで、Swiftの大まかな概要がわかります。
まずは「コードを学ぼう」のコーナーから。迷路を脱出するためにキャラクターを動かしていく所から始めていきましょう。
Swiftの画期的な所は、iPhone・iPadアプリからMacアプリを構成できるだけではありません。記述画面とライブ画面が両方表示されるため、記述の結果がリアルタイムに把握できるのです。また、コードの構造もモダンでシンプルに構成されています。「安定性」が高いことも、これからの普及を考える点で大事な視点です。Appleのエコシステムの中で威力を発揮するとはいえ、Webアプリやサーバー管理も任せることができるように設計されています。iPhoneの普及率と注目度を鑑みれば、その重要性は嫌が応にも認めるべきでしょうが、Webアプリが開発できるとなれば、Android・PCの垣根をこえてASPサービスでも応用範囲が広がります。
今後、間違いなく抑えておくべきプログラミング言語の一つでしょう。
参考URLはこちら
https://developer.apple.com/jp/swift/
レゴ® マインドストーム® EV3
楽しみながらプログラミングするのであれば、なにかモノが動いたほうが面白い。。
そんな私みたいな考え方の人はいませんか?では、レゴが開発しているマインドストームをおすすめします。
「レゴで自動で動くロボットを作れる」と表現するとわかりやすいでしょうか。この分野においては先駆的な役割を果たしていて、初代は1998年にリリースされました。現在では4代目に当たる「EV3」が販売されています。
これもタブレット上でのプログラミングが可能で、ロボットの動作を細かく制御できます。センサーなどの入力機器、モーターなどの出力機器も充実していて、Bluetoothや無線LANアダプタを使ってケーブルを繋がずとも他の機器連携させることも出来ます。
参照URLはこちら
https://education.lego.com/ja-jp/product/mindstorms-ev3
Microsoft MakeCode
Microsoft謹製のビジュアル・プログラミング学習ソフトもあります。MakeCodeのシリーズで上記レゴや、オリジナルの基盤をプログラミングすることができます。
今回はその中でもArcadeをご紹介しましょう。
これは追加のパーツやインストールを必要しないブラウザ内完結の学習プログラムです。懐かしい8ビット風のゲームをブラウザ内で構築していきます。
コードも画面左側に種類ごとのまとめて配置されていて、ドラッグしてPlayground内であてはめていくだけと、とてもシンプルに構築できる仕様になっています。
参照URLはこちら
https://arcade.makecode.com
まとめ
これからの時代を生き抜いていく上で、避けては通れないプログラミング。ドイツでもIndustry4.0が叫ばれていこう、ITの重要性は周知のところとなりました。オフィス業務でも現場業務でも次第に必要となってくるテクニックです。
小学生だって始めている時代ですから、我々もスキマ時間を見つけて着手していきたいですね。
面白い点がみつかったら、ぜひステップアップして、業務ハックしていきましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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