皆さん、就活頑張ってますか。
就職前もしくは就職後、新しい街に来たらまず何をしましょう?
買い物?仕事内容の予習?はたまた有名な観光地へ旅行?
私のおすすめは、街なかをひたすら歩くことです。
自分の街リアルRPG
ひたすら、と言ってもお散歩程度。帰宅してラフな格好になったら、表に出て気ままに歩いてみます。地図に従う必要はありません。気の向くままに歩いてみましょう。
最初の驚きとしては、最寄駅までの近道が見つかるかもしれません。
実は、バスでもっと楽に職場に行けるかもしれません。
意外なところに路地裏があったり。
雰囲気のいいカフェの偶然出会ったり。
街歩きは驚きの連続です。ちょっとしたRPGの世界ではないでしょうか?
バス移動の不安
上記にバスと書きましたが、バスでの移動に不安を持つ方って意外といると思います。検索する時間での最速手段を出す地図アプリだと、バスではなく電車がメインの結果として出てきたり。そして仮に乗ったとして経路や次の停留所の位置がうまく把握できず、降車に失敗してしまったり。慣れない場所でのバス移動は危険がいっぱい。。個人的な感想として、ドイツの路線バスは、ほかの移動手段に比べてなにぶん案内が簡素すぎる気がしてなりません。
こういった場合、実際に停留所に行ってみて時刻表と経路を見比べてみると、少しわかったりもします。地図アプリも起動して、経路にある停留所を逐一検索です。
メジャーな地下鉄や近郊電車との接続があれば、頼もしいですね。
そうした中で、職場やよく行く場所への経路が見つかればしめたものです。
街歩きのメリット
街を歩くことで道の名前が分かってきます。少しずつ歩く範囲を広げることで駅同士の位置関係が見えてきます。お住まいの都市の中で複数のUバーンやSバーンが走っている場合、その路線の位置関係も見えてくるんですね。これはデフォルメされた駅の路線図だとなかなか把握出来ない点です。
道の名前とその街での位置、停留所や地下鉄の駅とその街での位置が分かると、地元の人間と話をしていても、すぐに合点がいったりします。ご飯の約束が出てきたとしても、レストランまでの経路と所要時間がなんとなくわかってきます。
この、頭の中に街の地図を作る作業、何か乗り物に乗ってるとうまくできないんですよね。
地道にゆっくり歩くことで、少しずつ出来上がってきます。また、通りの名前や駅名そう頻繁に変わるものではありませんから、一度覚えてしまうともう一生モノ。いつ誰から道を聞かれてもすぐにパッと対応することができます。
家探しにもイイコト
もしいま住んでいる家が仮の住まいだったとしたら、(もしくは近いうちに出る考えがあるようであれば、)住みやすそうな地区を見つけて、そこで重点的に新居を探す、というのも悪くない方法です。
大抵の場合、家探しはオフラインやオンライン上の情報をもとに応募して、内覧会に行って、それで再度応募して決まることが多いです。しかしその場合、トントン拍子で入居が決まったとしたら、新居の付近の情報がほぼ皆無のまま引っ越すことになります。後々のことを考えるとそれはちょっとリスキー。ちょっとでも勝手の分かった地区に引っ越すことが、先の後悔(少し物騒なところだった・ちょっと買い物等に不便・夜騒がしくて眠れない等→再度引っ越しの必要性)を避けることに繋がります。
QOLは生活する場所でもかなり左右されます。スーパーが至近にあるなど、買い物のしやすさもかなり重要な要素。ドイツの場合、水道水が硬水なこともあって、水質は問題ないのですが、市販のミネラルウォーターを買うことが多かったりします。
意外と重いこの飲料水ボトル。普段遣いできる車がないと、長い距離だと持って帰るのにも億劫です。まとめ買いもしづらいですね。
運動の面から見てもイイコト
ウォーキングなら体にそこまでの負担はかかりませんし、いい運動になります。いつもとは違った景色を見ることでリフレッシュ効果も期待できますね。
たとえ道に迷ってしまったとしても、地図アプリのナビが救い出してくれます。逆に迷いこんだ方が面白い景色に出会えるかもしれません。
ドイツの都市の場合、街の中のどこかしらに大きな公園が整備されています。ここもお散歩コースには最適。古い公園であれば、木々が茂って軽い森のような様相を表しているところもあります。
都市にいながらにして、なんちゃって森林浴などというのも面白いかもしれません。川や湖があれば、その周りを歩くのも楽しいですね。
まとめ
日常なのですが、最初の一歩は非日常感たっぷりなこのお散歩。
いろいろメリットを上げてお話しましたが、別に引っ越してきた翌日からすぐに行動を開始する必要はありません。引っ越してきた後1ヶ月か2ヶ月してから歩き始めると、今までのちょっとした疑問が解決したり、ちょっとした不便が改善したりします。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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