こんにちは。
実際に就活中の方、就職活動お疲れ様です。
求職中でなくともドイツでの就活に興味があって読んでくださっている方、いつもありがとうございます。
前回は1次面接の様子について書きました。今回は2次面接のお話です。書きながら自分でもなんだかドキドキしてしまいます。ここまで来れば就職まであと一歩です。張り切っていきましょう!
ずばり、2次面接では何を聞かれるの?1次面接との違いは?
私が受けたほとんどの就職面接では2次面接が最終面接でした。
2次面接では多くの場合に所長(もしくは社長)など、1次面接の面接官より上級職の人、採用に関して最終決定権を持つ人が参加します。
その上で合否が決まります。
ちょっと意外ですが、質問される内容や話すことは1次面接の時と大きな差はありません。
1次面接に関しては、下記の記事をご覧になってください↓
改めて企業の紹介があり、その上でどういう人材が欲しいのかが説明されます。
1次面接よりも更に具体的に、こういった形で働いてほしい、という説明がなされることもあります。現場の様子やスタッフについてより詳しく紹介されたりもします。
2次面接の担当者が実際の業務ではあまり関わらない立場の人であったとしてもやはりスムーズにコミュニケーションが取れる相手か、というのは見られるポイントになってきます。相手の話す内容にうまく返せるように1次面接で聞いた内容を事前に復習したり、自分なりの就職後のビジョンを明確にしておきましょう。
*あなたの採用が、複数の部署に影響を与える場合、(例えば営業職などで販売商品が多種類に及ぶなど)、各部署の担当者と話をすることにもなります。そうなると場合によっては5時間超の面接となりますが、これは少し特殊なケースです。念のため、その日の他のスケジュールは空けておきましょう。間違っても面接のはしごなどの予定は立てないように!
気になる合否の連絡は!?
2次面接が終わった後には合否に関しての連絡が入ります。
これは企業から直接入ることもありますし、案件を紹介してくれた人材紹介会社から入ることもあります。
平均して翌週、遅くとも翌々週に連絡が入ることが多いようです。
2次面接を気持ちよく終えられた場合、合否の確率は果たしてどの程度なのか!?
パーセントではっきり言うのはなかなか大変です。”もうほぼほぼ決まっているので2次面接に呼んでいる”というところもあれば、2次面接も人を見る過程の一環として臨むところも多いです。倍率が高ければなおさら後者の確率は高いでしょう。
採用通知が来たら!
「おめでとうございます。弊社は貴方を採用します。」
採用の連絡が来たら、すぐに入社に向けた準備を始めましょう。
企業に対しては雇用契約書と、「なぜドイツ人ではなく日本人が必要なのか」を一筆書いたレターの発行を請求します。
多くの場合で、キリの良い月初めからの出社が求められます。
企業によっては、入社までに読み込む資料などを配布されることもあります。ホームページや配布資料を読み込んで入社する企業についての知識を増やしていきましょう。
また、ほとんどの職種においてパソコンを使った業務となります。
募集要項に”MS-Officeが一通り使えること”と書いてあった場合には、ほぼ間違いなくExcelを使った業務が与えられます。今までに使ったことのある関数の復習や、他にも覚えておくと後々使えるテクなどをこの期間に習得しておきましょう。
業務でプレゼンをする必要のある職種の場合、デザインについての書籍を読んでおくと、後々役に立ちます。配色のバランス、わかりやすいグラフやスライド、記憶に残りやすいプレゼン作成には、いくつかのコツがあります。
もちろん、職場職場でそれぞれにスタイルややり方があるので、それを前もって習得するのは難しいです。OJTでいろいろなアドバイスを受けることになると思いますが、ベースの知識を持っているのといないのでは習熟スピードに大きな差が出ます。
Excel関数に関しては、数が膨大でやってもやってもきりがないというところはあります。しかしVlookup関数やIf関数など頻繁に使うものは、ある程度絞り込むこともできます。関連書籍や参考になるホームページは無数にあるので、いずれにしてもトレーニングを積むことをおすすめします。
他にも、入社までに揃えておく必要のある書類などは無いか、確認しておきましょう。 入社後は業務に割く時間を多く取られますから、あちこち行く時間はありません 。
個人で取得可能な公文書に関しては以下のものがあります。
- 食品関連従事者向けの殺菌消毒に関するレクチャーと受講証明書
- 長期滞在者向けの無犯罪証明書
どちらも、近くの市役所や行政センターで詳細を確認可能です。
他に取得を要請されている書類があった場合にも、まずは市役所か行政センターで相談してみましょう。
就労ビザの申請と取得
就職が決まったあとにしなければならないこと。まず大事なのは就労ビザの申請と取得です。すぐに外国人局に行って担当者との面接の予約を取りましょう。同時にビザ申請時の提出書類についても再度確認しておけば、鬼に金棒です。
ビザ申請に必要な書類についてはこちらの記事も参考にしてください↓
関係各機関への連絡も忘れずに
- 求人情報を見つけた人材紹介サイトや人材紹介会社に就職が決まった旨を伝えます。
- 加入している健康保険会社に加入証明書を発行してもらいます。同居家族がいる場合には、全員分を請求することとなります。
- 労働監督局に登録していた場合、もしくは就労トレーニングを受けている場合は労働監督局にも就労の連絡をいれます。
- パスポートの有効期限も同時に確認しておきましょう。この有効期限を超えてビザは発行してもらえません。もし1年をきっている場合は、大使館や総領事館で更新の手続きを進めます。この場合、日本において戸籍謄本の取得が必要となりますので、注意が必要です。
以上の準備を終わらせて、入社初日を迎えましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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