無料でスキルアップ!? ドイツで受けられる職業訓練

trainingドイツで就活
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こんにちは。前回の記事から続けて訪問してくださった方、ありがとうございます。

Arbeitsagentur、ドイツの労働局がどういうところなのかご紹介しました↓

要はハローワークに近いイメージですね。

今回の記事では実際にどのようなサポートが受けられるのかを詳しくご紹介していきます。

就職カウンセリング

こちらは前回の記事と重複しますので簡単にご紹介。

基本的なパソコン操作(必要な場合のみ)を含め、Arbeitsagenturに登録された求人情報をどう検索していくかのレクチャー、履歴書や志望動機作成のサポートと、自分にどんな職業が向いているかの相談(担当官との面談)、そして証明写真の撮影まで含まれます。

履歴書のアドバイスや証明写真についてはこちらの記事も参考にしてください↓ 

就労に向けたトレーニング(職業訓練)

前回の記事でお伝えした、無料もしくは割引で受けられる職業訓練コースについて深堀していきます。

実際に受けられるコースがどのようなものかと言うと・・・

  • ドイツ語や英語を始めとした語学のトレーニング
  • Webデザインやプログラミング言語
  • Eコマースに係る講習
  • 公認会計士資格
  • 高卒認定資格
  • 介護資格
  • ホテルマン資格
  • 通関行程にて必要な資格
  • 電話の受け取り方
  • ジャーナリスト
  • CAD
  • 秘書
  • Maicrosoft オフィススイート
  • マーケティング
  • 旅行業
  • 小売業のためのトレーニング

ざっと取り上げてみただけでこんなにたくさんの種類があります。

提供されている数は全部でなんと500コース以上!!

こちらはArbeitsagenturがオリジナルで提供しているものではなく、提携している私立の教育機関で受講することとなります。

講座の受け方に関しては、以下の記事が参考になります。ぜひご覧ください↓

授業は基本的にパソコンの画面を通したバーチャル授業になります。あなたが比較的小さな町にお住まいでも、学校さえあれば、ほとんどの講座に関して受講は可能です。出席は学校が管理しますが、同時に同じ授業を受講するクラスメメイトはパソコンの画面を通してドイツ全土に散らばっているイメージです。

講師自身も学校にはいません。画面を通してドイツのどこからか授業をしています。語学であれば現地からネイティブスピーカーの方が授業を進めます。こういった点はすごく効率的に運営しているなと感心するところです。

まずは興味のあるコースを以下のサイトから探してみましょう。

https://kursnet-finden.arbeitsagentur.de/kurs/

コースに関しては、長くても1年程度で完結するように設定されています。短いものであれば、1ヶ月で終了するコースもあります。ほとんどの科目で全日コースと半日コースが用意されています。半日コースは受講期間が2倍以上に伸びてしまいますが、アルバイト等との掛け持ちもできるので参加しやすいですね。

パソコンを使った授業とは言え、1日中ずっと画面とにらめっこしているわけではありません。自習の時間も含まれます。この時間に課題と宿題をこなすのですが、書籍を読むなど他の知識もインプットできれば、より有意義に時間を使うことができます。

加えて、就活のための情報収集の時間も設定されています。

オンラインでの就活講座も開催されていますし、個別に面談してもらうことも可能です。

就活講座では毎回テーマを絞って解説があります。例えば面接時の質問の受け答えであったり、効率よく求人を見つける方法。受講中であっても求人は日々新しいものが出ています。求人への応募は学校在籍中であっても続けていきましょう。

検定試験等はコース内に含まれているものもあれば、自身で出願しテストを受ける場合もあります。これは受講の申込みの際によく確認しておきましょう。また、検定試験を受けない場合でも授業の種類によっては修了証の発行に対応しているものもあります。なにかにつけドイツは書類社会です。修了証や証明書はもらっておくに越したことはないです。

まとめ

いかがでしたか?上記のようなトレーニングを受け、受講証や資格を得ることで現地での就職がよりやりやすくなります。

外国人という、ともすればディスアドバンテージを持った中での就職活動において、トレーニングを受けることによってスキルアップできたり資格を取得できたりするのは非常に大きなメリットであると言えるでしょう。

コースの種類が多すぎて何から始めて良いかわからない人も、就職カウンセリングの担当官とよく話し合い、相談に乗ってもらうことをおすすめします。その中で得意分野や興味のもてる分野が見つかるかも知れません。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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