自分のキャリアを形作る

ドイツで就活
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皆さん、就活がんばっていますか。

求人に応募していく以上、しっかりとしたキャリアデザインを持っていることは大切です。

5年後、10年後を想像しながら、入社する会社を選んでいきます。

しかし、なかなか希望通りの会社にはいることも難しいこのご時勢。自身でいかにモチベーションをあげながら、入る会社を選んでいくのかを考察していきましょう。

スキルアップのヒントになりそうな内容は過去に記事にしています。ぜひ参照してください↓

面接でよく聞かれる質問

「今回はこの求人にご応募くださり有難うございます。そこで質問なのですが、この先のキャリアはいかにお考えですか?」

面接の中でこういった質問はよくされます。

人事担当者もあなたの就職への意欲だったり、その先に何を見据えているのかを知りたいんですね。

応募した職種とあまりにもかけ離れた夢をここで語るのは、おまりお勧めできかねますが、ただ将来の自分はこうなっていたいという理想像を語るのは大いにありです。

自分の中での理想像と、その仕事に従事して5年10年後の自分

キャリアデザインの構築の仕方は、いろいろやり方があると思いますが、私の中ではつまるところ以下の2つの展望が持てていれば良いのではないかと考えます。

  • 最終的に到達したい理想像
  • 新しい仕事に従事して5年もしくは10年後の自分の地位

この2つのイメージを明確に持てていれば、面接の際に堂々と自分のビジョンを話すことができますし、日々の仕事にもモチベーションを与えることができます。

ショートスパンで常に達成を目指すべき目標を掲げ、ロングスパンでなりたい自分をイメージします。

もちろん、このイメージは常に変更可能。将来の夢はいつもポッとでてくるものです。そしてドイツの良いところは、それを最大限にサポートしてくれるシステムがあるところ。
大学や専門学校に入り直すのも、ありなのです。年齢は関係ありません。他にも働きながら勉強するデュアルシステムも存在します。
資格を取りたいのであれば、各種優遇政策やカリキュラムは抑えておきましょう。

日数を逆算して今やることを明確にする

私の同僚がやっていたのは、「5年後・10年後・年金取得時期の自分のイメージ」を常にもっていて、更にはそれぞれの到達点から日数を逆算して、「この地位に到達するのに、もう何日しか残っていない。さぁ今日はコレをやって、少しでもその目標に近づこう」とモチベートしていました。

ちょっとストイックではありますが、このやり方も参考になります。

いずれにしても惰性で生きていくのはよくないということ。

転職を視野に入れるのはどうか?

これから新しい職場に就職するという時に、転職の話をしても「なんのこと?まじめではないの?」という反応が返ってくるかもしれません。

確かに今から入る会社に、まずは一生懸命に向き合えという考えも一理あります。

ただ、ここはドイツ。もとから日本のような終身雇用の概念は少ありません。
キャリアアップを考えるのであれば、スキルを磨き他の会社に移ることでステップを上がっていく人が多いです。

そうなると、同じ会社内でのキャリアアップは100%で考える必要がないことに気づきます。

組織というより、立場や身分で将来の自分を想像してみましょう。

あなたが物流業界を志向するのであれば、将来の自分は倉庫長でしょうか?輸出入のハンドリングを一手に引き受けるマネージャーでしょうか?それとも、世界中を飛び回り顧客を増やしてモノの流れを拡大させていくやり手の営業でしょうか?

地位に注目すると、現時点での仕事にどうプラス要素を見出し将来につなげるかも見えてきます。勉強することも出てくることでしょう。「気づき」は働く上で常に大事な要素です。

まとめ

今回はキャリアデザインについて考察してみました。

明確な目標や目的意識を持って働いている人は、成長するスピードも速いです。ただし、あまり遠くを見すぎて仕事をすることはおすすめ出来ません。あくまでも現時点・現状のことにも意識を注ぎながら働く必要があります。「今の仕事が将来につながる」ことが大前提なのです。

でないと、いい評価がいただけない、なんてことにもなりかねませんので。

「現状認識と今こなすべきタスク」「将来を見据えた今からのアクション」この2つはうまく区別して、ことに当たって行きましょう。自分の中で抱え込まず、先輩に相談することもたまには大事なことです。もし認識にブレが有れば、適宜軌道修正してくれることでしょう。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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