自分の仕事のことを好きになる、のススメ

ドイツで生活
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こんにちは。就活中の方、ドイツで働いている方、お疲れ様です。

前回まで数回にわたってドイツの職場についてお話してきました。

ご興味のある方はこちらから↓

さて、今回のテーマは必ずしもドイツでの話ではないのですが・・・

「今やっている仕事を好きになる」

このポイント、見落としがちですがやはり長く働いていく上では大事な点です。
自分の仕事が好きになれれば、多少の大変なこともどうにか頑張れます。

ただ、これは一般的な精神論とかではなく、「あくまで目の前のことにのめりこめるか」というお話です。

無理をする必要はありません。「いや、これ自分には合わないわ」と思ったら次の転職や他の道を模索するのはもちろんありなのです。
せっかく海外に来て、(たぶん)自由な空気の中で働きたいと思って働き始めたわけでしょうから。

ですから、モチベーションの問題です。
「好きこそものの上手なれ」と昔から言われていますが、まさにそれです。これおもしろい!これ好きだ!というポイントをちょっとずつ会社や仕事の中で見つけていってください。

以下に、導入しやすいステップを書き出します。

まずは同僚のスタイルに注目してみる

まずは、同僚の仕事のスタイルに目を向けてみます。

例えば、社内発注ではどういった点を簡潔に伝えているのか注目です。

プレゼン資料の作り方は?慣れている人であれば、いろいろな作業を、ささささっとこなしてしまいますが、どうやって作成しているのか探っていきましょう。

同僚の性格にもよりますが、直接聞いても特に問題はないと考えます。パワーポイントやエクセルのテクニックは「知っているか知らないか」でファイル作成のスピードがとても変わってきます。慣れれば速くなる類のものではありません。

営業であれば「お客さんとの会話」にもかなり個性が出ます。どうコンタクトを取って注文をとってくるのか。機会があれば同行営業も強くお勧めします。

そして、同僚のスタイルを眺めるときのとても重要な点。

丁稚奉公ではないですが、

いいなと思ったところ、プロだなと感じたところは積極的に取り入れていきましょう

長いことやり慣れているスタイルとは、ほぼ完成されたスタイルです。まずはその完成されたスタイルを、ある程度自分でも再現できるように心がけてみましょう。

次に、自分のこだわりを出してみる

さて、同僚のやり方を盗み、ちょっとでも仕事の流れを感じるようになってきたら、改めて「いい仕事」について考えてみます。

私が考えるに、「いい仕事」とは時間的な制約の中で、

  • どれだけこだわれるか
  • どれだけ自分のカラーを出せるか

以上の2点に注力できた仕事だと考えます。

入社した当初はなかなか自分のカラーについては意識できないと思います。

まずはぎりぎりの時間までこだわってみてください。

社内発注であれば、メールの書き方や資料の準備など。「これをやってあげれば相手は動きやすいだろうか」という発想です。もし何かが足りなかったり、過剰であれば、それは指摘してもらえるはずです。何パターンか試してみるのもいいでしょう。

*ただし、あくまで決まった時間の中でです。ずーっとメールの文面について考えていてもしょうがありません。ある程度の雛形があれば、それに沿って情報のやり取りはやるのが理想ですが、全部のメールに雛形があるわけではありません。たとえば制作依頼であれば、お客さんの望んでいることをいかにスムーズに簡潔に伝えられるか、少し意識してみましょう。

*プレゼン資料やエクセル資料にも、同様のことが言えます。長い時間をかければいい作品になるでしょうが、かけすぎてもダメです。あくまで決められた時間ギリギリの中で見た目や関数にこだわって作ってみましょう。

トライ&エラーの中で発見が出てきます。

その発見を大事にしながら、時には上司と相談して、少しずつ自分のやり方を確立していきましょう。言われるがままに動いていてはダメです。先手必勝をモットーに進めていきましょう。

そうすれば、難しいこと・面倒なタスクでも気に入ってくる点が出てきます。

こだわりが好きに転じてくるわけですね。

チームでの仕事に意識を向けてみる

自分の仕事スタイルを意識できるようになってきたら、チームの一員として自分はどう働いていくかに意識を向けていきます。

社内での仕事は、常に役割分担です。

自分ひとりですべてが完結するわけではありません。

チームとして動くとき、舵取り役は必要ですし、顧客との折衝・工場との連絡・データの制作など個々の役割が確定します。その中での自分の立ち位置を第三者視点で眺めてみましょう。

私の場合は顧客との折衝役でしたから、

  • 顧客の要望を細部までもれなく伝えること
  • 制作スタッフの進捗状況の確認
  • 出来上がった製品データの納品と修正依頼受付
  • 修正案件を制作スタッフに伝える
  • 完成データの再納品と工場への連絡を製品管理スタッフに依頼
  • 完成品の入手と納品
  • 請求書発行

上記が仕事のメインでした。プロジェクトリーダーの役割も兼ねていましたね。ここの中で大事になってくるのは各ポイントでの情報伝達。

先輩に口を酸っぱくして言われたのは「過不足なく伝えて、必要最小限のやり取りで終わらせる。時間は有限。それぞれの仕事に有意義に使ってもらう。」とのことでした。

プロジェクトリーダーであれば、スタッフそれぞれが気持ちよく働けることと、顧客の満足を上位に持っていって仕事に当たるべきです。

こうした意識で、仕事にやりがいが出てきます。この結果、私の場合は仕事が好きになってきました。

まとめ

いかがでしたか。今回は仕事を好きになるということについて書いてみました。当たり前のようですが、”嫌だな~”と思いながら働くよりもやりがいを感じて”好きなことを仕事にしてお金をもらえている!”という考え方で働く方が精神衛生上も良いですし毎日が楽しくなるはずです。

自分の仕事を好きになるための具体的なアイディアとして3ステップを紹介しました。是非できそうなところから実践してみてください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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