世界中から観光客が集まるドイツのクリスマスマーケットで働いてみる

ドイツで就活
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こんにちは。今日もドイツの片隅で「お仕事」とつぶやくブログです。

場所によってはもう始まっているクリスマスマーケット(ドイツ語ではWeihnachtsmarkt)。

気温も氷点下近くまで下がるようになり、だいぶ寒くなってきました。気候も街の雰囲気ももうすっかり冬ですね。

去年はあまり雪が降らなかった、ドイツ西部。よく言われるのは「暑い夏のあとは寒い冬が来る」ということ。今年は8月の最高気温が40度を超えて史上最高気温を記録したドイツ。今年は雪はたくさん降るでしょうか?

Weihnachtsmarktで働く

ドイツでは夏と冬をメインに様々なイベントが行われています。夏であれば移動遊園地が各地を巡回しますし、冬はクリスマスマーケット真っ盛りですね。

こういったイベントではたくさんの出店や屋台が開催地に集まり、開催期間中は人も多く集まって盛況です。

こういったお店で働くにはどうしたらいいのでしょうか。本日はクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)を例に解説します。

どんなお店があるの?

Weihnachtsmarktを眺めてみると、様々なお店が集まっていることに気づきます。

ホットワイン(Glühwein)屋はとてもメジャーな存在で辻辻に立っています。多くは屋台だけですがその前に立食形式の背の高いテーブルや寒さをしのぐ小屋を併設している屋台も見かけます。地域によっては、凍結防止のために地面に「おがくず」を蒔いているところも多いですね。(ちなみに筆者はドイツにて初めておがくずを見ました。文章ではよく読んでいたのですが。。。)

次に多いのはソーセージやバーベキューの屋台。老若男女問わず、みんなマスタードをつけて丸パンに挟んだソーセージにかぶりついています。これまたドイツでも名物な光景。Weihnachtsmarktだけではなくて、ライブ会場やサッカースタジアムでもおなじみな光景です。炭火で焼いているので、どんなソーセージでも香ばしくそして美味しく焼けるんですね。通りを歩いているといい匂いがしてくるんですから、もうたまりません。

他には、

  • 揚げハッシュドポテト(KartoffelnpufferやReibekuchenなど地域によって呼び方は様々)
  • 砂糖をカラメル状にして一緒に炒ったアーモンド
  • しょっぱ苦いハーブのグミ、ラクリッツ
  • 豪快な焼き鮭の、ほぐし身サンド
  • 綿あめ
  • チョコバナナ・チョコぶどう・りんご飴
  • レープクーヘンと呼ばれるハート型の少し硬いケーキ
  • クレープ・ワッフル

などの屋台が所狭しと並んでいます。

また

  • 木工細工
  • ガラス細工
  • 革製品
  • ろうそく
  • 人形

などの工芸品の屋台も数多くあります。

実際に屋台で働くには

こうした季節のイベントの屋台では、その直前や開催時期初期に働くスタッフを募集しています。マーケットと言っても、開場時間は様々で朝や昼から開いているところは稀です。たいていは、3時以降夕方からぼちぼち開いてくるところが多いのではないでしょうか。

こうした屋台で働く際は、そういたスタッフ専門に人員を集めて派遣している派遣会社に、まず登録する必要があります。屋台主が直接雇っているわけではないんですね。

ネット上で「teilzeitjob weihnachtsmarkt 希望する地名」などと検索すると、募集をかけている派遣会社がヒットします。まずは電話してみましょう。多くの場合はその場で面接のにっていが決まります。そして派遣会社に訪問→面接→採用決定の流れになります。

働く際の注意事項

※ほとんどの派遣会社では、登録派遣の仕事をもとにした就労ビザの取得には対応していません。申込みの時点で学生ビザやワーキングホリデービザなど短期間での就労に制限にないビザを既に保有していることが求められます。

※食品を扱う屋台で働く場合、自治体が開催している衛生講習に参加する義務が発生するので要注意。

※日給か時給かは契約によります。話を聞いていると、一般的な飲食店でのアルバイトの時給よりも高い水準で給与が支払われているようです。

※交通費に関しては、派遣会社次第・交渉次第といったところでしょうか。

※夜間から深夜にかけてシフトが入った場合には、追加手当が発生します。

まとめ

今回ご紹介したのは、本格的な就職というよりもアルバイトやパートタイムに近い働き方です。

ただ、日本にいても、また海外に実際に住んでいたとしてもなかなか働くことがない現場であったりもする気がします。

ドイツの場合は、かなりあっさりした就労契約になるので、地元のしがらみなどをあまり考えずに、こういった職につけることが魅力です。

そして一口にWeihnachtsmarktと言っても、地域によってその雰囲気も売っているものも千差万別。実際に働いてみることで住んでいる街への愛着がもっと湧くかもしれません。

ネット上のブログを巡回していると、Weihnachtsmarkt巡りの記事は色々と出てきますが、実際に働くとなるとどうなの?といった疑問から今回は記事にしてみました。

質問等ありましたら、いつでもコメント欄に書き込んでくださいね。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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