WOW Effectを駆使して魅力的な履歴書を作成する

ドイツで就活
スポンサーリンク

こんにちは。今日もドイツの片隅で「お仕事」とつぶやくブログです。

あけましておめでとうございます。ついに2020年になりました。新年であると同時に20年代の幕開けでもありますね。

やはり新年ですし、いろいろと景気よくやっていきたいです。というわけで、今日のテーマは改めて「履歴書」。ドイツで流行りの方法を駆使して、魅力的なものに変身させ、新しい職を手に入れましょう。

WOW-effectとは

今回、キーになる言葉は「WOW-effect」です。これは採用担当に「おおお」と思われる履歴書の作成術。少し一般的なものとは違う視点でつくり、採用担当の興味を引きます。

テクニックその1

名前・メルアド・電話番号はフッターに書き込んでしまい、履歴書のどのページからでも見ることができるようにする。

自分の名前を、わざわざ枠に入れて書くようなことはしなくてもいいです。今作成する履歴書ですと、どうしても3枚以上のボリュームになります。あなたのことを気になった採用担当者がふと見上げると名前と連絡先が分かるよう、各ページに配置するのが最近のトレンドになっています。確かにいちいち最初のページに戻るよりも見やすいですね。

テクニックその2

顔写真はなるべく大きく。

職種によっては堅く撮る必要もありません。ワイシャツ1枚など、ビジネスカジュアルを意識してフレンドリーさを表に出して撮ってみましょう。

テクニックその3

自分の就活先でのゴールを書き込む。

こういった仕事がしたい。こういったプロジェクトに参加したい。など、本来は面接で受け答えするような目標を、もう履歴書に書いてしまうのです。

テクニックその4

自分を雇うことのメリットを短い文章に書き出して、それを顔写真の隣に配置する。

アピールポイントと言っても構わないでしょう。「自分はこういう人間です」というのを長い文章ではなく、短文やキーワードにまとめてしまいます。読み手にとって分かりやすいものであれば素晴らしい。就活分野において特定の資格が常に人気があり、なおかつそれを所持しているのであれば、それを書いて上げてしまうのも構いません。他には、何を学んできたのか、どんな分野での就労経験があるのか、ドイツ滞在何年目なのか。などなどインパクトがありそうなものをメインに書き出していきましょう。

テクニックその5

自分の性格を羅列し書き込む。

テクニックその3と同様のスタイルで書いていきます。ただ、あまり抽象的な文言はいただけません。例えば性格が「Active」だよ。と言われても、どう受け取れば良いのか分かりません。チームをまとめることが好きなのか、誰とでもコミュニケーションが取れるのか、はたまたクリエイティブなアイデアがすぐに出てきて、議論を活性化できるのか。ある程度、具体的に書くと良いでしょう。

テクニックその6

職歴・学歴・一般的な習得資格などは2枚目以降に書く

一般的な履歴書の本体部分と言ってもいいでしょう。これに関しても箇条書きを意識して、見やすいよう工夫を入れていきます。時系列に書く場合は、新しいものが上になるよう書いていきます。

まとめ

WOW-effectを用いた履歴書というのは、相手にとってのインパクトを重視して作成します。

今回ご紹介したテクニックは履歴書の1ページ目に挿入するものです。イメージとしては今までの履歴書に1枚追加で表紙をつけるようなものです。そして、その1ページに自分の人となりを凝縮して書き出し、興味を持ってもらうことに主眼を置きます。「どんな人物なんだろうこの志願者は」と思ってもらい、2枚目以降のコンテンツに誘導します。

自分の性格などは、曖昧になってしまうことも多そうですが、そこはドイツ語の語彙をなめてもらっては困ります。人の性格を表す形容詞はゴマンとあります。私も一覧を手渡されて唖然としました。こんなにあるのか。。。まずは性格について思いつくままにオンライン辞書でひいてみることをおすすめします。たいがいシノニムになっていて複数の検索結果が出てくることでしょう。DUDENなど独独辞書も使って、語彙を厳密に調べます。その後自らの履歴書に反映させていきます。

事実、どんなに規模の小さい会社でも、求人情報をネット上に公開しているような企業にはひっきりなしに就活のコンタクトがあります。その中で募集枠の人数内に潜り込むのは至難のワザ。少しでも目にとまる履歴書を作っていきましょう。

なお、今回作成した1ページ目ですが、余白はそれほど気にしなくてもいいです。上から下までみっちり埋めようとはせずに、余裕をもって書いてみましょう。ただスカスカでも困るので、「自分を雇うことのメリット 6個」「自分の性格 5個」を目安に書いてみてください。余白の部分もアピール部分です。余裕のあるオトナは魅力的ですよ。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました