志望動機に書く事故アピール。
面接でよく聞かれる「あなたの長所と短所を教えてください」
そして、入社後に行われる自身の働き振りを振り返っての報告。
自己分析は社会に入る上で必須の作業です。
これはドイツでも同じこと。自分を客観的に見つめることが求められます。
では、どういったポイントに気をつけて自分を分析していけばいいのでしょうか。
就活時の分析
今までの人生を振り返り、ポジティブな面とネガティブな面を洗い出していきます。
10項目も20項目も書き出さなくてもいいです。それぞれ5項目ほどでいいでしょう。
そして、ネガティブな面5つに関しては、”転じてポジティブにもなります”というロジックを作ります。
例 ポジティブな面:自分の知らない新しい環境に飛び込んでいくことが好きです。新しいテクニックなどの習得にも興味があります。貪欲に吸収していきたいです。
例 ネガティブな面:大事なことについてなかなか決めきれない自分がいます。しかしそれは、とことん追求し、納得した上で決断したいからでもあります。目の前の仕事に対しても、こだわるところはこだわって従事していきたいです。
面接の際は、5つずつすべて話す必要はありません。
先方が興味を持ってきたら、加えて答えるというスタンスでいいと思います。
別記事でも就活における自己アピールについて書いていますので参考にしてください↓
会社に入ってからの分析
就職した後の自己分析は、やっている仕事と業績に関連したものになります。
- 過去こなした案件はスムーズに進んだものだったのか。
- もし躓いた点があってとしたら、それはどこか。
- その際受けたアドバイスはどのようなものだったのか。
- 最終的にどう進め、完了させることができたのか。
- この案件で浮き上がってきた課題・以前より成長した点は何か。
以上の5点を元に案件ごとに、自分なりのまとめを作っておきます。
日々の仕事については、1日の中で、どのタスクにどれだけ時間をかけたのかをメモしておくようにします。
タスクあたりの時間が減ってきていれば、それは成長です。
半年や1年経った後でもあまり所要時間が変わらないようであれば、何かに引っかかっているか、うまくこなせない事由があるはずです。契約更新時面接の自己評価の際にまとめて振り返ってみます。
上司と同僚の評価
これは自分の意見ではないので、対処の仕方はありませんが、アドバイスや指摘に関しては、素直に聞いておいて損はありません。
他人が気になる自分のスタイルというのは、得てして時間がかかっていたり、ムダが多かったりします。
そこは同僚のスタイルを積極的に真似ていきましょう。
契約更新の面談においては、(多くの場合)項目ごとに評価が与えられます。
それぞれで期待通りの働きぶりだったか、期待以上だったか、はたまた期待値よりも下だったかの評価がなされます。
私の場合は5段階での評価でした。
PCの使い方、顧客とのやり取り、社内でのコミュニケーション、業界についての知識、業績への貢献度などの大枠の評価項目があり、その下に5つほどより詳しい内容での評価基準がそろえられていました。
全部で25項目ぐらいあったでしょうか。
それぞれの項目でかなり範囲を絞って評価しているので、”ああこのことか”と見当はつくのですが、 中にはあいまいだったり抽象的な文面の場合もあります。
その際は、具体例を挙げてもらい、何が悪かったか良かったかをはっきりさせましょう。
フィードバックの受け止め方
契約更新時の面談に受け取る、自己評価に対するフィードバックや人事評価の結果については真摯に受け止めましょう。
ポジティブなことも書いてあることがある一方で、厳しい意見が並ぶこともありえます。
ただし、この厳しい評価は期待の裏返しです。
契約更新の確証が得られたのであれば、必要以上に落ち込む必要はありません。
将来に期待をかけられていることに関しては自信をもって、今回の評価で企業側の期待を下回ってしまった事に関しては、その事柄を詳しく見ていきます。
これは次回の評定までに改善要求がなされている点とも言えますので、必ず対策を練ることが必要です。できるだけ早く克服できるよう、自分の中でプランをつくります。
改善につき、見当がつかなければ、その場で面接官に尋ねましょう。
「自分で解決しろ」なんて意地悪なことは言いません。相手も同じく会社の業績を上げようと思っています。あなたの能力が上がれば皆Win-Winなわけで、詳しく解説してくれるはずです。
後になってから気になることが出てきた場合は同僚に聞いてみるのもありでしょう。
仕事が似通っていれば、多かれ少なかれ似たようなトラブルには遭っています。そこでどう対処したのかは、こちらにとってもいいテキストになります。
まとめ
いかがでしたか?
改善のために「使えるものは全部使う」というスタンスが必要です。
継続的に同僚のサポートをお願いすることもあるかもしれません。
未知のツールを使うだけで何かが変わるのであれば、それも試してみるべきです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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